イタリア旅行記6 ミラノなランチ~スターバックス・リザーブ・ロースタリー
ランチを求めて
さて、最後の晩餐を見終えた後は再び自由行動。ちょうどお昼時、ひとまず腹ごしらえをすることに。
こんな石畳の路地裏がいい。ミラノは歴史と機能性が入り混じった、温かさと無機質さが共存する街並みが特徴的だった。
ミラノ料理を堪能
この細道にあったのがトラットリア・ミラネーゼ。名前のとおりミラノ料理のレストラン。飛び込みは怖いので、事前にGoogleマップで評判のよさそうな料理屋さんをいくつかピックアップしておいたうちのひとつ。
中は大勢の観光客・地元民でにぎやかな雰囲気。ギャルソンのおじさまたちが忙しく行きかう。大衆的な装いで、ちょっとジブリっぽい。
メニューはイタリア語のみ。かろうじてパスタは察しがついたけれど、それ以外はわからなかったので、潔くおすすめを聞くことに。
で、教えてもらったのが「オッソブーコ(骨つき牛すね肉煮込みのサフランリゾット添え)」と「あとはミラノと言えばこれ!っていうやつ」。サフランが苦手なので前者は除外、ならば後者、と思って出てきたのがこれ。
わー昨日食べたーー!(笑)ミラノ名物ってそりゃあカツレツだよねえ…不覚。
でもこれがすっごく美味しくて!衣が細やかでサクサク。塩コショウも加減が絶妙で、油分もお肉も様々がいい塩梅で疲れが一気にとんだ。
夫が注文したパスタも、トマトが酸味が程よくコクがあって、ガーリックが効いてて美味しかった。ワインと合う。あーまたもイタリアに来てよかったと思えた。メニューカブりなどどこ吹く風。
すっごいスタバ
店を出た後は散策。
少し歩いて、ツアー中ガイドさんに教えてもらったスターバックス・リザーブ・ロースタリーに来た。
ちょっと前に中目黒にもオープンして話題になったワンランク上のスタバ。郵便局を改装した歴史ある建物、こちらがイタリアにおけるスタバ第1号店だそう。コーヒー大国かつ自国の食文化に誇りのある国。そこに出店できるスタバはやはりやり手。
中は人でごった返していた。そして、豆をなんやかんやするための大きな機械がずらり。おしゃれな工場見学の様相。
焙煎機をぼんやり眺めていると、お兄さんが煎ると豆がどうなってるかを説明してくれた。長時間煎ると、段々濃い黒になっていく。メニューによってどの程度焙煎するかも違うらしい。
壁面には各地のコーヒー豆ラベルがびっしりと並ぶ。カラバリ好きにはたまらないデコレーション。
ここでしか買えないおしゃれなグッズも揃っていて、スタバ好きにはたまらない空間。トイレも無料で使えるし、きれいなうえに個室も多くてありがたかった。
そして、これでもか!というくらい店員さんが配置されてるので、あれこれと尋ねやすかったのも好印象。再び小雨が降る中、店を後に。
次の目的地は雨で大丈夫なのか…不安もよぎりつつ進みます。
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