イタリア旅行記13 ヴェネツィア・朝のサンマルコ広場
早朝散歩に出かける
翌朝は6:30に起きて、朝の散歩へ。やっぱり1泊じゃ足りないよヴェネツィア。
シャッターの降りた、静かな街並。人出もまばらで、昨日の賑わいが嘘のよう。
早朝ならではの景色が見られてまた楽しい。人混みで全貌の見えなかったショウウィンドーも、のんびりと見られる。
再びのサンマルコ広場
黙々と歩いて昨日と同じくサンマルコ広場に到着。こんな写真が撮れるのも朝だから。
鳩ちゃん。こんな時間からすでに広場には鳩使いのおじさんがいて、群れを自在に操っていた。
サンマルコ寺院の正面沿いを運河に向かって歩く。右手に見える鐘楼。登ってヴェネツィアを一望したかった。
寺院から続くドゥカーレ宮殿にさしかかる。こちらは布告門。寺院と宮殿をつなぐ。上部に当時の総督とヴェネツィアのシンボルである有翼の獅子があしらわれている。
海沿いへ出る
布告門を横目に、続くアーチの下を通って、
左に曲がると見えるのはため息橋。ドゥカーレ宮殿と牢獄をつなぐ橋。囚人にとってこの橋から見るヴェネツィアが最後の景色。ゆえにため息橋。実際この橋が出来たころには厳刑はなくなっていたとWikipediaを読んで初めて知りました(笑)
振り返るとゴンドラがずらり。朝もやのなか、早くも準備を始めている様子。対岸も時間切れで行けなかった。ヴェネツィア、宿題だらけ。
こうして朝の散歩を終え、広場を通り抜けて帰る。後ろでは結婚写真の前撮りらしき人々が数組いて、ウェディングドレスのまま小走りしたりしてた。映えの現実。
ホテルで朝食を
ホテルに帰着。朝ごはんタイム。小ぢんまりした手作り感あふれるカフェテリアでアメリカンブレックファスト。
このカスタードクロワッサン、めちゃくちゃおいしかった。マシンのホットチョコレートも甘くて沁みる。珍しく甘々なラインナップになった。これからの移動に備えて糖分摂取。
朝食を終えて廊下に出たら、この写真が。おそらくフェニーチェ劇場に出演したご縁だと思うのですが、この人絶対どこかで見たことある……としばらく考え込んでも全然思い出せず。
で、荷造りして、ホテルを出て、ヴァポレットで駅を目指している間に突然思い出したのです。この時めーーちゃくちゃすっきりした。
引っ張る意味もあるかわかりませんが、答えは次回にて。続きます。
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