香港ディズニー旅行記14 クライマックスの花火~深夜の香港グルメ
メインストリートUSAに戻ると、たくさんの人でごった返していた。
最後のイベント、ディズニー・イン・ザ・スターズのため。閉園時間は20:00なのだけれど、なぜか20:00から始まる。お城にプロジェクションマッピングで映像が投影されつつ、裏手から花火が上がる。人をかき分けてフェンス沿いの居やすい場所を確保して待つ。
壮大な音楽とともにショーがスタート。お城が小規模なのと花火がおおざっぱなのとでTDRほどの迫力はないけれど、今日の締めくくりとして感慨深かった。
暗闇の中で一日振り返って満ちた気分に。花火が打ちあがるたびに歓声が飛ぶ。ゲストのリアクションもよく、文化の差が垣間見えて楽しめました。ああいよいよ帰る時間なのだな…余韻に浸りつつ移動。
人波をはずれ、ホリデームードたっぷりのメインストリートUSAで写真の撮り納め。
かつてのニューオーリンズもこんな感じで盛り上がっていたのだろうか。
大きなクリスマスツリーもライトアップされて存在感を増す。実は友人の親戚が全く同じ日程で香港に来ていて、しかもこの日ディズニーランドにいるという奇跡が起きた。というわけで人気の少なくなったタイミングで合流。一切申し合わせてなかったらしい。スゲエ。
そして記念撮影。撮ってくれたお兄さん今日イチ上手だった。
そんなこんなで4人揃ってディズニーランドを出ました。もう1日が濃密すぎて振り返ってもまとまりきらないくらい。今になって冷静に考えるとやり残したことも多いけれど、それ以上に楽しいことだらけでチャラだ。
ミッキーの噴水も昼とは一味違う雰囲気。シャッタースピードいじり忘れて滝行感がw
また絶対来る!
この後の予定を聞くと、我々と同じく夜景を見に行くつもりだったとのこと。せっかくなので、みんなで尖沙咀に向かうことに。
前回の記憶たどって先導し、なんとか到着したのは22:30。少々物悲しいながらもギラギラと輝くビル群。モヤリとした空気が夜の静寂に混ざっていい雰囲気。
陽気すぎる親戚ちゃんの半端じゃなく手厚いフォトセッションに大爆笑、たった20分程度で100枚以上のデータを残す結果に。
素面なのに狂ったように笑って顔筋が痛かったw
彼女たちはまだ近くをうろつくということでここでお別れ。旅先でこんな風に遊んだことがなかったから、短い時間でもすごく楽しかったです。2人ともありがとう♡
時刻はすでに23:00すぎ。九龍島側で食べたいものがあったけれど時間切れ。これ以上遅くなっても面倒なので、とりあえず灣仔へ帰還。
夜食を探し求めて彷徨っていると、煌々とした派手な看板を発見。
そして店先には大量の土鍋。もしや…!というわけで有無を言わさず入店。
新豊記というチェーンの大衆食堂。時間か土地柄か、中は見渡す限り中年男性だらけ。テレビからは深夜のスポーツニュースが流れ、地元のラーメン屋のような雰囲気。明らかに浮いてたけど居心地は悪くない。
メニューをなんとか読解し、注文したのは2品。まずは前回も食べて美味しかったえびワンタンメン。弾力のある細麺がたまらないし味付けもあっさり。今の時間にぴったり。
そしてこれ!とっても食べたかった煲仔飯(ボウチャイファン)!
香港式土鍋ご飯。店先で並んでいた土鍋の正体はこれ。ジャスミンライスを、様々な具材と中国醤油メインの調味料で炊いたシンプルな料理。米大好き人間にはたまらない一品。九龍島側にある有名店をあきらめたので、不意に出会えて歓喜の舞。
選んだのはシンプルに鶏肉ときのこ。強火ゆえのハードなおこげもアクセントにwちなみに小松菜の下に見えてるベビーコーンみたいなのは初体験の鶏の足。ぬぉぉプルプルで苦手なやつ…鶏よ申し訳ない…ご飯は想像どおりの美味しさで至福。
途中おっちゃんに「ジャパニーズ?」と聞かれるお決まりの展開もあり、あっという間にごちそうさま。日付が変わってからのがっつりご飯。罪悪感もありつつ、これも旅のおもしろいところだよなあなどと趣に耽りながら帰路に就きました。
こうして長く長くこっくりとした2日目は終了。パパッと身支度を整え、ベッドに沈み込んだ瞬間に入眠。やっぱりいくつになってもディズニーが好きだし、日本とは一味違うパークに心が躍りっぱなし。憧れのアイアンマンにも会えて、小さな夢がひとつ叶いました。おまけに長い夜も遊びつくせて最高。文句なし。
いよいよ明日は最終日。まだまだ香港を満喫します!
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