香港・マカオ旅行記9 香港の定番モーニング~帰路へ(終)
いよいよ香港の旅は最終日に。
最後の日くらい香港らしい朝食を、ということでネイザンロード沿いにある翠華餐廳(スイカレストラン)へ。香港の有名チェーンファミレス。ビクトリアピークの頂上にもありました。
モーニングセットを注文してしばらく待つ。現地の家族連れや旅行客でごった返していて、はっきり自己主張しないと気付いてもらえない状態だった。
定番のマカロニスープ。優しいお味が私にはちょっと物足りなくて塩をプラス。結構なボリュームだったけどさらりと完食…していたのは私だけだった。女子にはちょっと多めかも。
バターロールと目玉焼きは万国共通。醤油をかけて食べたの久しぶりだったけれど不思議とパンにも合う。ソイソース万能。
表面がカリカリの練乳パンはみんなでシェア。見た目ほど甘くなく、マフィンをラスクにしたような軽さで案外食べられた…のは私だけでした。案の定。
食後は名物の濃い目のミルクティー。おっさんのティーカップ…と思ったけど点々はそばかすだね(笑)かわいい。茶葉は濃いものの、甘みはほとんどなくさっぱりしているくらい。たくさん食べた後にはちょうどいい。
食べ終わってもなお、お客さんの出入りが激しかった店内。ばたばたとお支払いをして外へ。ごちそうさまでした。
その足で来たのは行列必至と噂のジェニーベーカリー。ビル前にたむろする怪しい呼び込みをかわしながら、これも最後かぁ…となんだか名残惜しかったり。
ベーカリー=パン屋さん…ではなく、クッキー屋さん。毎日早い時間に行かないと売り切れてしまうほどの人気と聞いて急いで来ました。
10:40頃の到着でこんな様子。混雑もほどほど、売り切れもなし。お目当ての商品もすんなり手に入った。これくらいの時間がねらい目なのか...
私が買ったのは4Mixのスモールサイズ。
想像以上においしくて大満足でした。バターががっつり効いていて、口の中でさくっとほどけて、紅茶のおともに最高。ひとつだけでもわりと満たされる。今思い出しても恋しくなるほどなので、みんながこぞって買いに来るのも納得。
近くのお店で転売されているので注意。フェリーチケットしかり、ダフ屋行為が平然とまかり通っていて、しかも本家と近いところでやっているのが衝撃だった。本家はあまり気にしていないのかと思いきや、缶の側面にしっかり正規価格がプリントされてたりして。結構バチバチ。
ここでも袋は有料とのことで手づかみで帰路へ。盗んだみたいになっちゃった(笑)
缶の柄も季節ごとに変わるらしく、この時期はシンプルかわいい実写テディだった。
足りないものを買い足しつつ、歩いてホテルへ帰着。
シャトルバスの時間を確認ようとフロントに立ち寄ると、「3人なら空港までタクシーに乗ったほうが得」とのアドバイスが。ドアtoドアで行ける喜び。
最後のパッキングを済ませ、しばしくつろぎの時間。
再びロビーに戻り、タクシーに乗りこむ。ドアマンがナンバーをメモして手渡してくれた。忘れ物やぼったくり対策かな、行き届いたサービス。
いつもしているようなくだらない話で盛り上がっているうちに空港に到着。1時間足らず。手際のいいおじさんドライバーに謝謝と告げて中へ。
手続きを済ませ、最後の最後までお土産の物色を続け、両手いっぱいの荷物と満足感をかかえて飛行機に搭乗したのでした。
どうしようもなく暑かったり、トラブルに見舞われたり、楽しいことばかりではない旅でしたが、終わってみると「なんか大変だったなーアハハ」と他人事のよう。
これが日常生活だったらそうもいかないだろうけど、非日常として思い出にしたくて来ているからそう思えるのかもしれないです。
キチキチと慎重に動きがちな私、とりあえず大胆に飛び込んでいく友人、それを俯瞰しているもう一人の友人、バランスがいいんだろうなとも改めて思ったり。火の属性らしく、これからもつかず離れず仲良くやっていければと思ってますw
足掛け5か月もかかった香港旅行記をしめたいと思います。書いてる間に2回も旅行に行ってしまったのですが…気長にやっていこうと思います。
見てくださった方、ありがとうございました!
次回は備忘録としておみやげをアップしようと思います。
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