イタリア旅行記10 ヴェネツィアでシーフードランチ&街ぶら
ホテルを出て街ぶら
気づけば年の瀬。またまた間が空いてしまいましたが気を取り直して。
ホテルから意気揚々と出てきました。
町全体が路地裏のようで、非常に趣がある。ただ歩いているだけでとにかく楽しい。その代わり、Google Mapなしには絶対に迷う。防犯的なことか、ほかの街では歩きスマホの旅行者をあまり見かけなかったのだけど、ヴェネツィアは例外。スマホがなかったころの旅行者がどうしていたか切に気になる。あちこちで紙の地図広げてたのかな。
こんな細い道を抜けて、
ふと視界が開けると、真横に運河が広がっていたり、
かと思えばまた路地裏に迷い込んで、
いきなり広場に出たり。
私が思い描いていたイタリア像そのもの。こんな素晴らしい都市が、いつか沈んでしまうかもしれないなんて。諸行無常。ついこの間も50年ぶりの大規模な水害が報じられた。たった1度歩いた場所でしかないけれど、見知ったあれこれが、感動した美しい景色が、あの時とは違う姿で次々映し出されると心がざわつく。
まずはランチ
そんなわけでひとまずランチタイム。テラスでお食事が出来るHostalia Galileo(オスタリア・ガリレオ)へ。ちらちらと横目で見ながら通り過ぎてたのですが、こんないい天気でテラスに座らない手はないと引き返してきた。
夫はペスカトーレ
私はボンゴレビアンコ。
美味しかった。ほどよい太麺がスープに絡む。移動疲れに沁みわたるアサリ。夫もここのパスタ美味しかったなあ~と後々まで引きずるくらい気に入った様子。Googleの評価は賛否両論踊っていますが、我々は満足しました。
再び散策
にしても素晴らしい青空。小さな運河がなんとも絵になる。
ふと振り返る風景、
街角の花屋さん
どれも風情がある。人の歴史があって生活がある。
そして突然、大好きなアベンジャーズがヴェネツィアにアッセンブル。そういえば新作のスパイダーマンはヴェネツィアが舞台。こちらまさかのディズニーストア。
なので壁面にはトッポリーノ(ミッキー)。
目に映るものすべてが、来てよかったと思える要素になっていく。
少し暑かったので、適当なところでまたジェラート。自家製ではなさそうだけれどおいしい。この感覚、日本のコンビニやファストフードにあまりハズレがないのと似ている。手が込んでいるかどうかは店によるけれど、とにかく何を食べても、合わないとかまずいということが一切なかった。
ヴァポレットで移動
そんなわけでひとしきりぶらついた後は、ヴァポレットのターミナルに向かいます。
土地の狭さゆえか、縦に長い建物が多い上に、道も狭い。
すこし怪しくなった雲行き。でもいいよね。
平たく言うなら、本物のディズニーシー。ヴェネツィアン・ゴンドラの乗り場付近の雰囲気そのものです。帰国後、シーに行ったときはヴェネツィアの記憶が何度もよみがえってきた。
というわけで、ターミナル到着(ここで乗船券をなくしたことに気づいた)。ヴァポレットに乗り込み、少し移動して離島に向かいます。
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