竜王スノボ旅行記1 運動オンチ、雪国に震える
今年は運よく大型連休となった私の年末年始。
その締めくくりとして、最後の3日間でちょっとした旅行に行ってきました。
ここで人生初のスノーボードをするのです。
運動する習慣はありません。ましてウィンタースポーツなど小学校のスキー教室以来やったことがない。ですが誘われるがままに来てしまいました。
私は運動音痴、というか筋力とかスタミナがカスです。どの程度カスかというと、ラフティングに行ったとき、腹筋がなさすぎてボートから落ちたくらいのカスです。意味不明かもしれませんがこういうことです。
ここで踏ん張れずに一人で落水しました。先が思いやられます。
そんな恐ろしい状態ではありますが、早朝6:00台からバスに乗ること4時間。さすがに眠くて道中はほぼ睡眠。
なんか寒くない...?と思って起きたらまさかのこの景色。
関東生まれ関東育ちには衝撃。これニュースのやつじゃん…
軒先に埋もれたマイカーとか、降るスピードがはやいのか地面に積もった雪と屋根の雪がくっついちゃってたりとか、その上にしれっとオジサンが立ってたりとかして。もはや私の知っている日本ではなかった。
こんな未知の世界で私は腹筋がカスのくせに板切れの上に立ち、そのうえ滑ろうとしているのか…とんだチャレンジャーだな…
不安は募る一方、インフォメーションセンターに到着。
車で来た別の友人たちと合流して宿泊先へ。
インフォメーションセンターの周辺一帯がホテルゾーン。23:00までやっているコンビニ、ご飯屋さん、お土産屋さんなどがある。もちろんスキーやスノボ用品のレンタルもできるし、まさかのクレープ屋さんまで。小規模なのにかゆいところに手が届いたラインナップ。大学生前後の若者がたくさんいたのも納得。
いざ館内へ…が、到着時間が早すぎてチェックインできず。というわけで荷物を預けて早速恐怖のゲレンデ行きが決定。あれだけ不安だ不安だと言ってても、スノボ旅行とは名ばかりで、ほぼ雪景色を眺めながらだらだら飲むみたいな展開を想定していたので、「え!?もう滑るの!?いやむりむり!」となった。しかし部屋に入れないんじゃ仕方ない。
恐怖に打ち震えながら腹をくくり、ショップで色々とレンタル。
今回1人を除いて全員初心者。てっきり手ぶらでいいものだと思っていたら、前日友人からスノボに持って行くべきもの一覧のサイトが送られてきた。
え、グローブ?ゴーグルもあったほうがいいの…?プロテクターって何…?
けど何も持ってないし、しかも今飲んで帰ってきたしで早々に諦めることに。とりあえずウェアの中に着るスウェット的なもの、厚手の靴下、尻ガード用に毛糸のパンツ(毛玉だらけ)を持参。
(ボードも身長によってこんなに差が。奥の水色のが私がお世話になったもの)
今までの旅行記を読んでくださってる方ならわかると思いますが、私は用意周到にリスクヘッジしないと気が済まないタイプです。本来は。でも、それは自分からすすんで責任を負う場合だけであって、今回みたいによくわからん~行き当たりばったり~みたいなことには心底適当です。じゃなきゃ心のバランス保てませんw
右往左往しつつもひとそろい受け取って更衣室へ。
が、ウェアが小さくてお尻が入らない…スウェットはさすがに脱げないので、毛糸のパンツは断念。上も小さくてパツパツ。おまけにスノーブーツを履いて、ボードも持った結果、関節が曲がらない。
歩くたびにちらつくマジンガ―Z。「ウィーン、ガシャン」というレトロな効果音がつきそうなくらい不自由。
何度も言うけれど、こんな状態で板切れ一枚の上に乗るなんて無理だ。
そうはいっても雪山は待ってくれません。なんとかパツパツとも折り合いをつけ、可動域を少しずつ広げて歩く。ツルツル滑るボードを抱えながら、雪深い坂道をからがら上りきって、やっとこさゲレンデに到着。
わー!広瀬香美の世界!!!!!(語弊)
さあさあすべるよー!(震)
ちなみに今回のプラン、バス往復+リフト券+ウェア・ボード・小物レンタル+宿泊すべて込み込みで31000円。お得な気がするけどどうなのでしょうか。
おまけになぜか女子限定でかわいいウェアが使える特典あり。こんなかんじ。たしかにかわいい、パツパツだけどwタイミング悪くて一番小さいのしかなかっただけなので、普段はきっとサイズ展開あるはず…私自身ふくよかですが身長が低いので、私が入らなかったら背のある人はきついと思うよ…
てな感じですが次に続きます。