さく旅

あちこち行きたくてチョロい私の旅行記

香港国際空港でスマホを落としてから戻ってくるまでのお話

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ちゃんと記すと言っておきながらすっかり忘れていました。

香港でスマホを落とした件、そして戻ってきた件。

当事者は友人ですが、一部始終見ていた上に連絡の手伝いもしたので、香港の空港で落とし物をしたらどうしたらいいか、記しておきます。

<落としてから発覚するまで>

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帰りの便の搭乗前にスマホを紛失。

ゲートそばのトイレに置き忘れ、気づかないまま飛行機に乗る。

着席後、飛行機が動き出す直前にスマホがないことに気がつく。

<発覚してから 飛行機内>

①香港航空のCAさんに相談

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今回は香港航空を利用。

とにかく出発前に何か言わないと、ということでまずは同乗のCAさんに声をかける。日本人クルーはおらず、英語でのやり取りに

スマホを置いてきたかもしれない、トイレかゲートのそばのベンチだと思う」ことを伝えると、空港側に残っているスタッフに連絡

外見の特徴・機種などをさらに伝えて見に行ってもらえることになる。

しかし、それらしきものは見つからず

もともと飛行機が遅延していたため、これ以上は延ばすことができないとのことで、発見されないまま出発することに。 

②航空会社にレポートをあげてもらう

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しばらくすると先ほどのCAさんが書類を作ってこちらへ

状況・落とし物の詳細などを記したもので 、正式に本社へ報告を上げるとのこと。

名前・住所(任意)・電話番号など、個人情報の記入を求められる(英語表記)。

③航空会社・空港の遺失物センターの連絡先を聞く

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レポートしたからといって積極的に探してくれるわけではなく、基本的にはこちらから空港へ問い合わせることになるとのこと。

そのため、香港航空のメールアドレス、香港国際空港の遺失物管理センターのメールアドレスと電話番号をメモにして渡してくれた。

私たちに出来るのはここまでで申し訳ないと、終始丁寧に対応してくれたのが好印象。友人もかなり落ち込んでいたので、その様子を見て精いっぱいやってくれたのだと思う。

<発覚してから 日本到着後>

スマホのキャリア(ドコモ)に連絡

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とにかく悪用されては困るのでまずはドコモへ連絡。

現地ではデータローミングをオフにした状態、かつ機内モード設定でポケットWi-Fiを利用。パスコードロックもかかっているので、通信される可能性は低いとの判断

そのままの状態で、数日は社用のスマホを使用。後日ショップにて機種変更したとのこと。

香港国際空港の遺失物センターへメール

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一刻も早く失くしたこと・失くしたものを伝えようと思い、つたない英語でも伝わるだろう…レベルのメールを作成。

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実際の文面がこちら。

スペルも文法もめちゃくちゃですがとりあえず送信。

<見つかった後>

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数日後、友人のもとに「あなたのスマホあったよ!」というメールが!

どうやら友人がトイレから出るのと入れ違いで清掃が入ったらしく、一瞬でスマホが遺失物センター送りになっていたようです。本当に良かった!

①メールの内容確認

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全文英語のメール。一番最初にでかでかと「スマホ見つかったよ!」の文字。

要約すると以下のようなことが。

・自分が香港に取りに来るかor誰かに頼んで取ってきてもらうか選べる。

・誰かに頼む場合、パスポートのコピーと本人だとわかる書面(フルネーム、フルネームが確認できる身分証の番号、遺失物の管理番号、遺失物の詳細、持ち主のサイン)を持参させること。

②知人に受取をお願いする

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運よく友人の職場に香港旅行を予定してる人がいて、今回はその人に託したとのこと。

無事スマホは戻ってきました。

たまたま香港に行く人が見つかったからよかったけれど、もし誰にも頼めなかったら郵送してもらえるのでしょうか...書類を用意して香港に送ったりする流れになるのかな。

とりあえずこのような流れでスマホは返ってきました。

スマホを無くしてもダメージを受けないために>

実は今回、スマホを落としたもののかなりのデータが残りました。以下その理由です。

クラウドと同期させておく

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連絡先やメールなど、クラウドにバックアップされる設定にしておけば大量のデータを失わずに済みます。基本的なことですが、このおかげでかなり救われてました。

Googleフォトの導入

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旅行の写真を共有するためにお互い入れていたアプリ。ですが、Wi-Fiに接続すると自動的にバックアップをとってくれる機能があるので、今回一枚も思い出を失わずにすみました。写真がなくなってしまったことに一番落ち込んでいた友人、帰国後に気づいて一気にパワーを取り戻しました。

 

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ただでさえ慣れない土地で右往左往することも多い海外旅行。落とし物はしないのが一番ですが、いくら気を付けていてもミスはある。そんな時に少しでも慌てないために経験談を残しておきました。

・いざという時のために先手を打っておくこと

・待ちの姿勢ではなく、積極的に問い合わせること

この2点がミソかなと思います。旅を素敵な思い出でしめくくれますよう!