香港ディズニー旅行記3 上環・中環で買い物&写真大会~おいしい点心
尖沙咀を離れ、またもMTRでやってきたのは上環(ションワン)。(なぜ浦和…?)
着いた頃には辺りはすっかり暗くなっていた。目的のお店を目指し、Googleマップとにらめっこ。このエリア、道幅が狭い上にアップダウンがかなり激しい。交通量も多く、ちょっとスマホに気を取られると真横に車、なんてこともある。友人に注意をお願いしつつ二人三脚で進む。
そうしてようやくたどり着いた先。安利製麺廠、乾麺の専門店です。
香港メジャーはエビの卵が練りこまれた麺。その他、鮑・貝柱などの高級食材から、キクラゲ・百合根などの変わり種まで、ありとあらゆる種類の麺が並ぶ。それが細麺・太麺あり、個包装・大きいパックがあり…狭い店内にも関わらず選択肢が多すぎて大混乱。
お店の方に申し訳なく思いながらも長時間悩み、最終的にこんなラインナップに。個包装は2個ずつ、大パックはプラス鮑麺と卵麺、別でおみやげ用をいくつか買っているので実際はこの3倍くらい。さらにはオイスターソースも美味しいとの評判を見かけたので、結局笑えるくらいの大荷物に。
一方、尖沙咀からクッキー5缶を携えてきた友人。ここでもむちゃくちゃ買い込んでこの有様。麺が割れたら困るとバッグを赤子のごとく抱きかかえておりましたw彼女がこうだから私も気兼ねなく買い物できるのです。おつかれさま…!
ここから中環方面を目指して歩いていきます。外国人が多く住んでいるエリア、九龍島とは雰囲気も違う。途中イケメンしか存在しないバーバーを発見し大荷物を忘れてテンション爆上がり!勝手に写真撮ってすみませんw
かと思えば、少し細道に入ると雰囲気抜群の八百屋があったり。突然車が突っ込んできて主人公と悪役のカーチェイスが始まりそうな風景。
そしてこんな場所に到着。インスタ界隈で話題のフォトジェニックな壁画。以前おじゃMAP!!でも紹介されていました。夜にもかかわらず、どこからともなく人が寄ってくる。
通りを挟んだ向かい側からこういうショットが撮れます。(顔面くたびれすぎ問題)
ここ以外にも大胆なアートは散らばっていて、
THE GLOBEというバーのグラフィティ。
Brooklin Bar and Grillのカラフルな壁画。
Hotel Madera Hollywoodのペイントなど。見ていて楽しいけれどいかんせん急斜面すぎてどんどん体力が奪われていく。
かの有名なエスカレーターも通りすぎ、
山越え谷越え最後の目的地、食器屋さんの興祥富記に到着…が、ご覧のとおり本日は閉店済。ガーン(悲しみのモノクロ)。しかしよく考えてみればこの荷物にプラス食器なんて無理ゲー。旅行の神に止められたのだと納得することにしました。いつかのリベンジを誓いつつ。
こうしてやりたかったことは一応一通り終了。
時刻は19:30、夕食にすることに。バーやダイナーなど、欧米色の強いお店が繁盛する中、坂を下ってやってきたのは鼎點1968(DingDim)。点心のお店です。
小ぢんまりした店内はほぼ満席。メニューを見つつ、チェック表に印をつけてオーダー。いっぱい頼んでちょっとずつ食う(元ネタご存知ですかね…)スタイルにつき次々頼む。
メロンパン包みの肉まん。甘じょっぱいはやはり正義。サクホロな皮も満足度を高めるのに一役。
湯葉の春巻き。餡のトロッと感、具材のシャキシャキ感、そして皮の軽いパリッと感よ永遠なれ。
えび餃子。定番。ぷりぷりの皮にぷりぷりのえびがゴロリと2、3粒。黒酢とあわせて文句なくおいしい。
湯葉巻。湯葉が肉厚。見かけよりもあっさりしていて食べやすい。
小籠包。でかい!熱い!レンゲも熱い!スープもぎっしり具もぎっしり。ジューシーでガツンとした食べごたえ。
ああもう!出てくるもの全部美味しい!必死に歩いてきた甲斐があったよ…据え付けのお茶までもがめちゃくちゃ美味しくて疲れが吹っ飛びました。日本で食べる中華点心に近いので、アジアンな味付けが苦手でも無問題。
最後の一品(カニ小籠包)がいつまでも出てこないなーと思ったら完売してました。なぜ教えてくれなかったのかは謎だけど美味しかったから結果オーライです。適当上等。すっかりゴキゲンで店を後にしました。
可愛いネオンサインを通り過ぎ、
大通りに出てくると、中環の駅はすぐそば。
人波にもまれ、何とか灣仔まで戻ってきたのでした。
本日のお夜食はハーゲンダッツのフローズンヨーグルト。初めて見た!上品でさっぱりしていてほっと一息つくのにぴったり。荷物を降ろし、着替えて身軽になったところで頂きました。一日の良い締めくくり。
こうして濃密で長い1日を終え、就寝。
明日も早起き。寄り道しつつ、いよいよディズニーランドへ向かいます!
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