さく旅

あちこち行きたくてチョロい私の旅行記

秩父旅行記1 わへいそば~御宿 竹取物語でとろける

2016/9/17~18の思い出し秩父旅行記を今さらながら更新します。

1泊2日、母とのドライブ温泉旅でした。

 

母との旅行は久々。私のペーパー期間が長かったせいで、2人とも運転できる状態での長距離ドライブは初めて。うきうきでコンビニおやつなどを買い込み、普段は通らないだだっ広い田舎の下道を抜ける。人がまばらになってゆくにつれ、さらに高まる旅気分。楽しい。

高速を飛ばすこと数時間、秩父に突入。くねくねと山間を抜けてまた下道へ。

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お腹がすいたのでまずはわへいそばへ。お店の前にはグループ・子連れ・カップルなどが待機。秩父が観光スポットとして浸透してることをじわりと実感。うろついたり、写真撮ったりしながら待つこと30分、ようやく入店。

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デデーン、天ぷらうどん。来た頃にはおそばが品切れ。うどんしかないってわかって並んでいたので無問題。

ああ...ちぢれがたまらない。噛みごたえもちゅるり感も最高。うまいなあ。待ち時間補正込みで感慨ひとしお。なんといってもこのつけダレ。くるみなのです。麺によく絡んでほのかに甘い。天ぷらも衣が軽くて量もちょうどいい。

んんー。のけぞるくらいの幸福感。うどんだけでここまで満たされるとは。ぜひまた来たい、今度はおそばに想いを馳せて。

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そんなこんなで宿へ向かう。

ちょいとタイムロス。一旦謝罪の電話を入れて快く応じていただき、車を走らせること15分。ようやく到着したのは御宿 竹取物語。(雨で外観撮れず)

国道を外れて細い横道を進み、すこし奥まったところに佇む温泉宿。外観はシンプルでこぢんまりした印象、中は予想以上に開放的でモダンな造り。

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階段を上がっていざ入室。お部屋は「清月」。

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囲炉裏!正統派な温泉宿に涙。紙や木の匂いが日ごろのストレスを浄化してゆく。

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スリッパ代わりのかわいい靴下と作務衣に着替え、ひとしきり部屋をなめ回す。極度の興奮により疲れなど感じず、くつろぎはじめた母を尻目にひとり館内探索へ。

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季節感のある小物もちらほら。そこここにこだわりが見えて暖かい。

奥に温泉、手前にバーカウンター、入口近くに食堂。

食堂を抜けるとバルコニー。早速外に出てみる。

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死んだ(死因:マイナスイオン

何も言えぬ...なんだこの眺めは…到着時には見えなかったパノラマの景色、何色あるかわからないほどの緑。全力で癒されている。住宅街育ちのくせにこれこそが原風景だと思うのはなぜだ...ああ至福…

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サービスのお茶(美味)をいただきながらテラス席に腰かけてしばし頭すっからかん。運よく貸し切り状態だったので、存分にぼけっとさせてもらった。

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セルフタイマー駆使。

出だしから有り余る満足感を得たところで自室に帰還。心身ともにとろけきった娘を見て興味を抱いたのか、入れ替わりで外に出ていく母。その間私は畳にへたり込んで余韻に浸る。あー幸せだー!

 

てなわけでまた続きます。